お口の機能と子どもの発達
――睡眠・嚥下・発音はつながっています
子どもの「食べる・話す・眠る」は、
すべてがバラバラに見えて、実は深くつながっています。
最近では、
● 寝ているときのいびき
● 食事に時間がかかる
● 言いづらい言葉がある
● 姿勢が崩れやすい
といった相談が増えています。
これらの背景には、
口腔機能(お口の使い方・筋肉の働き) が関係していることがあります。
睡眠とお口の機能
睡眠中に、
いびき・口呼吸・途中で目が覚めるなどのサインがある場合、
舌の位置や呼吸の通り道がうまく確保できていない可能性があります。
舌が正しい位置(スポット)にあると、
気道が確保され、
呼吸がスムーズになり、
ぐっすり眠ることができます。
良質な睡眠は、
情緒・集中力・学習力を支える大切な土台です。
嚥下(のみこむ力)の発達
「吸うようにごはんを食べる」
「噛む回数が少ない」
「飲み込むのに時間がかかる」
――そんな様子が気になることはありませんか?
嚥下は、
舌・唇・頬・姿勢・呼吸が連動して初めてうまくいきます。
嚥下機能が整ってくると、
● むせにくい
● 食べこぼしが減る
● しっかり噛める
● 姿勢が安定する
といった変化が見られます。
食事の時間は、
子どもの「生きる力」を育てる大切な役割を担っています。
発音とお口の使い方
「さかな」が “しゃかな”
「すべりだい」が “ちゅべりだい”
こんなかわいい言いまちがいはよくあります。
でも、
サ行・タ行・ラ行が長く不明瞭な場合は、
舌の位置や口腔機能の発達が関係していることがあります。
発音は、
舌の動きだけでなく、
呼吸・唇の圧・姿勢の安定によって支えられています。
発達を支える「口腔機能」
お口は、
食べる・話す・呼吸するという
生命に関わる動作を支える大切な器官です。
そのため
「睡眠」
「嚥下」
「発音」
といった日常の中の気づきは、
子どもの発達を見守る上で大事なサインになります。
きぼう歯科クリニックでは、
必要に応じて口腔機能発達のチェックや、
MFT(口腔筋機能療法)のご提案を行っています。
お子さまの成長を、
ご家族と一緒に丁寧にサポートしていきます。
簡単ネット予約はこちら
小児歯科・小児矯正 Instagramはこちら
『お口の発達相談』も開催中! お電話でのお問い合わせもお待ちしております。
☎0566-25-8282

インプラント・成人矯正・小児矯正・歯周病治療・根管治療・お口の発育相談などLINE無料相談も受付中!